こんにちは!管理人のユキです。
月1投稿を目標にしているのですが、なんとか2月も投稿できホッとしています。
さて、今回取り上げるのは『ハッピー・デス・デイ』です。
基本情報
- 原題:Happy Death Day
- 邦題:ハッピー・デス・デイ
- 上映時間:96分
- 制作年:2017年
- 制作国:アメリカ
- 監督:クリストファー・ランドン
- レーティング:PG12
- グロ度:注意報(流血)
- エロ度:なし
レーティングからは読み取りにくい、エログロシーンの有無/過激度もお伝えします!
あらすじ
イケてる女子大生で遊んでばかりのツリーは、誕生日の朝も見知らぬ男のベッドで目を覚ます。
映画.com
慌しく日中のルーティンをこなした彼女は、夜になってパーティに繰り出す道すがら、マスク姿の殺人鬼に刺し殺されてしまう。
しかし気がつくと、誕生日の朝に戻っており、再び見知らぬ男のベッドの中にいた。
その後も同じ一日を何度も繰り返すツリーは、タイムループから抜け出すため、何度殺されても殺人鬼に立ち向かうが……。
死にループという設定をホラー映画に組み込んだ実験的な本作。
短尺のなかにホラー・SF・ヒューマンドラマ・恋愛と様々な要素が詰め込まれており、よく言えばバラエティーに富んだ、悪く言えばこれといった所のないストーリー、という印象です。
ホラー系の作品にしてはレビューサイトの評点が高いことからもわかりますが、ホラーファンをぶっ刺したい、というより万人に楽しんでもらいたい、というコンセプトなのでしょう。
少々強引ながらも割とテンポよく展開していくので、ストレスなく頭を空っぽにして映画鑑賞を楽しみたい!という日には最適だと思います。
評価
レビューサイトの評価:70点


上記3サイトの評点を平均&100点満点に変換しています。
※RottenTomatoesの批評家スコアを除きます。
※2026/2/11時点の情報です!
私の評価:60点
- ホラー:12/30
- ストーリー:19/30
- 演技・演出:6/10
- キャラクター:5/10
- 独自性:8/10
- 加点:なし
- 減点:なし
感想
ホラー:12/30
ホラー映画として観ると肩透かしを食らいます。
私は1周目、殺人鬼の初登場シーンでギャグっぽいBGMがかかった時点で見方を変えました。
怖がらせに来たな、と感じる瞬間が数えるくらいしかなかったですし、嫌悪感を覚えてしまうようなぶっ飛んだ描写もなかったので、ホラーとしては評価するポイントが殆どなかったです。
ただ、乱痴気パーティーの騒音に紛れて殺される場面や、8周目の病院でのチェイス劇を制した後の車中で叫び声をあげる場面など、ホラー・クリシェとして楽しく観れるところもありました。
ストーリー:19/30
脚本が凄い!という感想をよく見かけましたが、自分にはあまり刺さりませんでした。
主人公が殺人鬼(っぽく演出された凶悪犯)の存在に気づくまでが長く退屈ですし、そこからの展開もスリリングさに欠けており、全体的に緩い雰囲気のまま進んでいったため間延びした印象を受けました。
伏線があからさまな形で張られていたため「どうせ真犯人は別にいるんだろうな」と思ってしまい、最後のオチに意外性もなく…
勿論あえて分かりやすい展開にしているのでしょうが、そうであれば魅せるシーンをもっと増やしてほしかったです。
強いて言えば、カーターとの恋模様や9周目の彼を想っての自害は好きでした。
演技・演出:6/10
カメラワークやBGMが軽快で、退屈させない作りになっていました。
作品全体のコンセプトを思い出させるかのように、ろうそくやケーキが凶器になっていたところに遊び心があって面白かったです。
キャラクター:5/10
そもそも主人公がクズ、というのが伝わってきませんでした。
確かに少々乱れてはいますが、いわゆる陽キャ大学生なんて大体こんなもんでは?
なので、クズが天罰として死にループに入れられ、そこから抜け出すために更生していく、という本流にあまり乗れなかったのが正直なところです。
父とのわだかまりというエピソードもそうですが、どの登場人物もキャラが薄いというか表面的かつ記号的な存在にとどまっており、どこにも感情移入できませんでした。
独自性:8/10
ホラー×ループというジャンルを混ぜた作品は初めて観ました。
もっとホラー要素がしっかりしていたら私の個人的な評価はだいぶ違っていた気がします。
映画 『ハッピー・デス・デイ』の魅力
広い・軽い・わかりやすい
個人的には刺さらなかった本作ですが、世間の評価は上々。
どのへんがウケているのか、考えてみました。
- ジャンルが広い
ホラー以外にも恋愛・SFなどのテーマがあり、ホラーファン以外の層を手広く取り込めている。
ホラー映画は観てみたいけど怖くて無理!という層に「ホラー映画を観た」という体験をプレゼントできている、という大きな意義を持っている。
- ストーリーが軽い
心を大きく揺さぶられるようなお話ではないため、体力を消耗することなく気軽に観ることができる、というハードルの低さがよい。
友人とツッコミを入れながら観るのにちょうどよいクオリティ。
- 各シーンの描写がわかりやすい
ここは怖がるところ、ここは感動するところ、とわかりやすい演出が目立つ。
映画を観ながらあれこれ考えたくない、という(おそらく多数派の)層のニーズにハマっている。
話は逸れるが、最近は「ながら」で映画鑑賞をする人も少なくないようなので、ちょっと目を離しても置いて行かれないための分かりやすさ、を意識した作品は増えていきそう。
想定ターゲットを広く、消費者の払うコストを安く、提供する価値を分かりやすく。
なんだかドン・キホーテみたいです。
一級品があるわけではないけど、ポップが目立って、なんでも安く売っている。
そして、一人で行くより大人数でワイワイ行ったほうが楽しいです。
おわりに
ここまでお読みいただきありがとうございました!
映画『ハッピー・デス・デイ』について新たな発見があった、もう一回観たい、そう思っていただけたら嬉しいです!
では、また次回の記事でお会いしましょう~~~

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